2016年12月13日

うちの“家庭教師はつらいよ”、そして子供たちからの小ネタ

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こんにちは、西園寺しらすです。

さて前回、前々回と重いテーマで書き連ねてきましたが、私の頭の中ではたっぷり15年間の悲喜こもごも、壮大な文章になるだろうと予想していたんですが、一番言いたかった事、前回でサクッと書いちゃいました。(笑)

アレ?あれだけ話広げそうなこと言っといて?これで終わり!?って自分でもコケそうになりましたが、うん、まぁ、1番言いたかったのは、そういう事(笑)。

でもあのテーマの問題の解決への糸口は、本当は2500文字程度で語り尽くせるようなものでもないです。一緒に生活していく中で感じたこと、考えた事もいろいろあったので、また合間みてちょこちょこ書かせていただきますね。

ってことで、それはそれで置いといて。

それでも家族には何かしらつねに問題がふって湧いてくるもの。わが家も例に漏れず問題には事欠きません。現在のわが家の問題は子供たちの事なんです。うちの子供は只今中学1年生と2年生です。ええ、いわゆる中二病ってヤツですか?それ真っ盛りです。2人とも毎日呆れるほど、やれ動画やゲームやと、そればっかりです。しかし学生の本分は勉強です。先日も2学期の期末テストがありました。情けない事に、うちの子の成績はヒドいんです…

弟が中学に進学したことを期に、このままじゃイカン!と、家庭教師の先生に週1回来てもらって、特に2人とも苦手な数学の勉強を見てもらっています。が、これがまったく子供たちにやる気ゼロ。

前回の中間テストの結果がひどかったため、家庭教師の先生もなんとか点数を伸ばすよういろいろ工夫してくれてはいますが今のところ全く効果ナシ。

そんな今回の期末テストの前日、勉強をみてくれる日に先生は玄関で気迫たっぷりに私にこう言ってきました。

「今回のテストでは確実に点をとるために、基本問題の、さらに“ここだけ!”という部分にしぼってやっていこうと思います。なので2人とも難しい応用問題その他は、全部捨てようと思います!!

え?!そ、それはまた大胆な…… いや、でも私もそれしかないと思います。それで行きましょう!よろしくお願いします!」と私。

先生と私は深くうなずき合い、先生は子供たちの待つ2階へと昇っていった。

1時間づつ交互に、2人の勉強をみてくれて、先生はやりきった表情で2階から降りてきた。

「先生…」

私は不安げに先生の顔を覗き込んだ。

先生のかけているメガネは風邪防止用のマスクのせいで曇っていた。

 

「やれるだけのことはやりました…あとは本人たちの気力次第です。」

 

……先生、オペが終わったんですか?

 

いやしかし、ツッコむ事も忘れて「ありがとうございますっ!」と深々と頭を下げお礼を言い、先生も「頑張ってください!」と小さくガッツポーズをして玄関をあとにして行った。

そして3日間の期末テストは無事終了。

その1週間後、テストが返された日、先生と私は子供たちのテストの点数を見て、同時に頭を抱え込んだ。

 

2人の点数は平均点にもはるか遠く及ばず…。

 

先生は問題用紙とバツのついた解答用紙を交互に見ながら「ここは何度もやったところなんですが…ここは何度も…」と、熱にうなされているかのようにつぶやいていた…。

その日も1時間ずつ姉弟の勉強を見てもらって先生が2階から降りてくる時、なんか先生フラフラだった。ショックは隠しきれない様子だ。

「ま、まぁ、これから冬休みに入っていきますのでね、その間に少しでも遅れを取り戻していければね…」

先生は無理矢理に笑顔をつくってくれて、そして肩を落として玄関を出て行った。

 

ごめんね先生…。先生だってやる気が出ないよね、こんな生徒じゃ…。そりゃね、うちはお金払ってるんだから先生に損はないですよ。でもそういうことじゃなくて、先生だって子供たちに「わかった!」って目を輝かせて言って欲しいんだよね。
「そう?わかった?あぁ、そうそう。わかってるね!じゃ、こっちの問題もやってみる?ちょっと応用入ってるよ。わかるかな?」なんて会話をしながらノってやりたいよね。それなのにうちの子供たちときたらこっちの気持ちも知らないで…!

 

その後すぐさま子供たちへの説教に入りましたが、子供たちから返ってきたのは揃って「勉強するその意味がわからん!」との返事。

それは将来の生活に苦労しないため、とか、将来何度も経験するであろう困難に打ち勝つ強い精神をつくるため、とかいろいろ一瞬考えたけど、どれも子供たちの心を突き動かす有効な言葉とはなりそうにない。
こちらが口やかましく言ったところで勉強をするのは子供たちだ。彼らが本気でやろうと思わなければ成立しない。しかしだいたい10代の子供たちは目の前しか見えておらず、遠くは全く見えていない。視界の奥行きが恐ろしく狭いのだ。
それなのに遠い将来のためにったって心に届かない。仕方なく言葉に出しては「自分のためやん!」と、言ったものの、言った本人も今ひとつピンときてないんで、子供たちにはさらにピンとこない。

しかし姉の方は来年から高校受験が控えてる、悠長なことは言っていられない、このままではヤバい。あんな点数でアイツはいったいどんな高校に行く気なんだ…?

 

そんなことを考えながらダイニングでパソコンに向かい仕事の作業をしていたある日のこと、息子が2階からトントンと降りてきた。パソコンで動画を見ながらゲームでもしてたんだろう、彼は上機嫌だ。そして冷蔵庫からコーラを取り出しプシュッといわせて栓を開け、コップに注ぎながら、

 「おかあさん、『鳴かぬなら?』」と言ってきたので、

「え?あぁ、鳴くまで待とう ホトトギス? あ〜、殺してしまえ ホトトギス?」

と面倒くさそうに私が答えると、彼はゆっくり首をふって言った。

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しゅ、秀逸ね!

あらゆる意味で奥が深いわ!うまい!

 

するとその会話を聞いていた姉の方も、私もネット上で気に入った俳句を見つけた、とのこと。

あら、お姉ちゃんの琴線に触れた俳句はどんなのかしら?言ってみて。

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な、なんと!
服部平次の暑苦しさがガンガンこちらせまってくる…
季語は一切は使わずともわかるわ!これは、夏!夏の句なのね!!すばらしい、これまた秀逸ね!!


ってオマエら勉強せぇよ・・・怒!

2016年12月13日 | Posted in 家族 | タグ: Comments Closed 

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