【リーダー線】人差し指の下(木星丘)にある縦・斜め線は人の上に立つ者の証
今回は手相の人差し指の付け根に出るリーダ線と、その線が指の中まで伸びる隠出のケースをみていきたいと思います。
リーダー線とは人差し指の付け根、木星丘にできる縦線または斜め線をいいます。生命線など、どの線にも接していない単独の線であることが特徴です。
斜めに立ち上るタイプがあるよ。
木星丘にはたくさんの方向に向かって伸びる線が出やすいのですが、人差し指に向かって縦、斜めにのぼる濃い線が【リーダー線】、それが薄く細い、または短い線だと【引き立て線】となります。ややこしいね。笑
でも周囲の人に引き立てられた人がリーダーになっていくものだって考えたら、今は薄く短い【引き立て線】状態の人の線がだんだん濃く長く伸びていって未来のリーダーになる、ってのは納得の流れですね。
隠出とは、線が指の基底線を突き抜けて指の中まで入り込んでいることを言います。
私の人差し指のリーダー線は2本あり、どちらも隠出しています。
私のリーダー線は斜め線で2本あるよ。
リーダー線は1本とは限らず2〜3本出ている場合もあります。その場合はリーダーとしての役割が多い、または導きたい事柄が多い、と言えます。しかし人間の体はひとつです。線の本数(役割)が増えれば増えるほど、ひとつひとつのリーダシップ力は分散されてしまいます。
リーダー線の意味
リーダー線のある人は独立向き、人の下で働くと実力が発揮できません。組織の中にいても組織を統率する立場となっていくでしょう。
まっすぐな線として人差し指に向かうリーダー線はジャイアンタイプのリーダー。
一方、斜めに立ち上るリーダー線は穏やかでソフトなリーダーです。
まっすぐ勢いよく上るリーダー線は力で引っ張っていくリーダーです。常に指導権を握る威圧感のあるボスタイプ。それでも従わずにはいられない人間的魅力と実力を備えています。
私が20代の頃、アルバイトをしていた洋食店の社長(料理長)がすごく威圧感のある怖い人だったんです。社長の料理の腕前は確かで店は繁盛。厳しい社長のもと、従業員の統率もとれていた。しかし社長は傲慢で歯に衣着せぬ物言いをする気難しい人。仕事上で気にくわないとすぐ怒鳴る。従業員はみんな社長が側に来ると何を言われるかとビクビクしていたものでした。
ところがその社長がごくたまに笑うとこれまたいい笑顔で笑うんですよ。そのレア笑顔が見たくて、また、滅多にないけど褒めてくれる時もあったりなんかして。それが嬉しくてね。もちろんお金のためのアルバイトなんだけど、いつしか社長のために懸命に働いている自分がいました。
うまいな、この社長。って思った。
ああいう社長ってまっすぐな線のリーダー線が入ってたんじゃないかなぁって思います。
対して私のように斜めにのぼるリーダー線は力でグイグイ押していくタイプではなく、長所を褒めたり、相手の性格を見極めてそれに合わせて柔軟に態度を変えたり。その気にさせて個人の力を引き出させるタイプです。ま、私は聖職紋もありますし、そりゃ性格的にこっちのタイプだろってところなんですが。
いずれのタイプのリーダーも、確実に人を目的地点まで引っ張っていきます。
で、このリーダー線が指の基底線を超え隠出しているとどうなるかといいますと、
人差し指のリーダー線の陰出なら、生前の功績が称えられ伝説を残しそうです。偉人としてその名が語り継がれるかもしれません。
“簡単な手相の見方を伝授します”さま より引用
はえー。そんなすごい人もいるんですね。
ま、私は現実的にそれはないですが。笑
真のリーダーとは
リーダーとは不屈の精神で道無き道を切り開いていく役目を担い、時にはその姿を見ていた人から「どうせ無駄なのに…」と冷笑されるシーンにも遭遇します。それでもリーダーは己の信じた道を突き進む勇気と真理を見極める目を持ち合わせています。そしてターゲットをどんな手を使ってでも目的地点に到達させ周りの人を驚かせます。
そういう点では私はその力が一線(指の基底線)突き抜けた人間である、とは思うのです。
自分で言うのもなんなんですがね。笑笑