2017年02月05日

【恋愛の法則】小悪魔な態度だと感じたら、脈はナシ

高嶺の花への憧れ、息子の恋愛は成就するのか?


さて、節分が終わり次なるイベントはバレンタインデーですね。

バレンタインといえば去年の事を思い出します。去年小6だった息子は家に帰ってくるなりもらったチョコ4つをテーブルに広げ、「はぁぁぁぁ〜〜〜」と大きくため息をつき、ダイニングの椅子にどっかりと座りました。

4つのチョコの内訳は、3つがはっきりと義理だとわかるクラスメイトの女の子たちからのもの、そして1つが本命チョコ。そしてその本命チョコが彼の大きなため息の原因だったのです。

その本命チョコをくれたのはクラスの中でも少々特殊な子で、つまり…平たく言えばみんなからの嫌われ者だった。授業中も休憩時間もずっと彼女からの熱い視線を感じていたため、息子は彼女の気持ちにとうに気づいていた。

バレンタインデーには彼の中ではイヤな予感が的中、彼女からチョコをもらい下校時に一緒に帰ってくれと猛アタックされ、断りきれず途中まで一緒に帰ってきた、とのこと。

「うわぁ〜〜ん、なんでこうなるの?なんでわざわざ僕??いや想ってくれる気持ちは嬉しいよ、でも無理!絶対無理!でもこれからも毎日一緒に帰ってくれって言われたぁ…。あぁぁ〜〜〜もう明日からどうしよう!?」と嘆く息子。

「ま、まぁそう言わんと。本当に気持ちはありがたいんだし。でも断るんならきっぱり断った方が相手のためやしな。でも傷つけないようにやんわりとな。あ、でも遠回しだとわからないかもしれないから毅然とな。」と私は笑って言った。

恋愛とは、想うも想われるも一方通行になりがちで。それはいつの世も変わらない。

「お母さんもこんなことあった?」と涙目の息子。

あったも何も!

…そんなんばっかりやがな。」と私。

息子と私は二人同時に「はぁぁぁぁ〜〜〜。」とため息をついた。

恋愛で相手の気持ちが『よくわからない』は脈ナシ


息子はそれから言葉を続けた。

「だいたい僕には心に決めてる子がいるんだ!その子も僕に気があると思う!たまに一緒に帰ったりするし!

……。いや、実はそれがよくわからないんだよなぁ〜、気がある!と思ったり、あれ?やっぱり違うのかな?って思ったり…うーん、やっぱよくわからないんだよなぁ〜〜〜。」

「へ〜〜え。」と私は笑ってから、

「そりゃ(彼女に気は)ナイな。」と言いかけて、言葉を飲み込んだ。

私くらいの経験豊かな恋愛マスターになると(←ウソです!ごめんなさい!!笑)わかるんです。一方的に想ったり想われたり、どっちの立場にもなったことはあったが、結局、自分は絶対想われてる!と思う瞬間や、あれ?違うのか??と思ったりしてヤキモキさせられるパターンは、ほぼ100%『想われていない』。ただし友人としては好感を得ている。ここがクセもの。結果、こちらから見れば妙に小悪魔的な押し引きに感じてますますのめり込んでしまう。だがそれは恋愛対象にはなり得ない。

男女とも言える事だが、恋愛対象者には分かりやすすぎるぐらいに分かりやすい態度をとってしまうものだ。『どっちだかよくわからない』は残念ながらその気ナシだ。

天から二物を与えられた彼女


ところで息子が想いを寄せているその彼女だが、クラスの男子全員、いや学年男子全員が狙っているモテモテ女子で、容姿端麗、成績優秀、性格良しの非の打ち所のない「スーパー女子」なのだ。その誰もが高嶺の花と認める彼女が、一度だけ友達たちと一緒にうちに遊びに来てくれたことがあった。

その日は男子3人、女子4人で遊びに来てくれて、私もはじめて近くでまじまじと高嶺の花の彼女を見た。

なるほど。他の女子とはまったくオーラが違う。

例えるなら、他の3人の女子たちはAKB48の中のひとりで、彼女は綾瀬はるかや石原さとみ、といった輝きの差だった。

小6のある参観の日、教室の後ろに貼ってある習字の作品を見ていて、1枚だけ強烈に目をひく作品があった。

これが小学6年生の字か?

筆のはね、とめ、はらい、どれをとっても見事な達筆だった。名前を見ると「高嶺の花の彼女」の書いたもだった。

まったく…。

天は何ぶつ彼女に与えりゃ気が済むのやら…笑。

その参観の日は、教室の4角に別れて一度にそれぞれ4人の生徒が「戦争と平和」についてまとめたことを発表するという企画だった。発表者以外の生徒は、どの生徒の発表を聞きにいってもよかった。

案の定「高嶺の花」の発表の時は男子全員が彼女の前に押し寄せた。思わず息子を探したが、きっちり一番前に座り、彼女の発表を見上げて聞いていた。つめかけている男の子たちのおでこには揃いの透明のハチマキが巻かれているのが私にはハッキリ見えた。

「○○子ちゃん命」って書いたね笑。

若者よ、恋に翻弄されながら成長せよ


さて、「好きではない子からの猛アプローチを逃げ切った」去年のバレンタインから1年、息子も中学1年生になった。

去年の本命チョコの彼女から諦めてもらうまでの息子の奮闘ぶりを思い出話にしながら「今年のバレンタインはどうなるのかなぁ〜笑」と私と娘が話していると、息子からは

「僕、こう見えてもモテてるんだからね、エッヘン。」とのお言葉。

「またまたぁ。笑」と私が茶化すと、娘が

「ほんまやで。めっちゃリュウジモテてるで。2年生の女子からも『かわいい、かわいい』言われてやるもん。」と言った。

そういや、うちに遊びにくる息子の友達たちもそんな事言ってたっけ。

どうもうちの息子は母性本能をくすぐるタイプらしい。

だがいくら多少モテるからって、息子の憧れの君、「高嶺の花」とはさすがに両思いにはなれないだろう。あれはうちの息子とはレベルが違いすぎる。

そんなことを考えていると、息子がつぶやいた。

「だけど、僕が目指してる山はとてつもなく高いから…。

それでも僕は登ろうとするんだけどね。」

彼が何のことを言っているのかはすぐにわかった。そしてその言葉は私たちに言っているのではなく、自分自身に言っているということも。

「…なるほど。」

私は息子の思考を邪魔しないように、そうとだけ応えた。

きっとこれから続く息子の長い人生の中で、小・中学校通してのその恋は、遠い記憶の1ページとなって終わることになるだろう。

だが過ぎたピュアな恋の思い出は、いつまでもいつまでも色鮮やかに

記憶に残っていくに違いない。

ですよね?

経験豊かなオトナのみなさん?笑

2017年02月05日 | Posted in 家族, 恋愛 | タグ: Comments Closed 

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