男運の悪い女性は運がいい〜人生の不安、恐れとおさらば!〜
言葉を欲しがる女性の落とし穴
旦那さまの浮気で悩んでいる奥さまから
「浮気が終わったら、夫から反省の言葉は聞けるでしょうか?」
とよく聞かれます。
そりゃそうですよね、これだけ辛い状況におかれたんですもの。反省と後悔の言葉はぜひ聞かせてもらいたい、と思って当然。
え?うちの夫からの反省の言葉はあったか?ですか?
…ううん、ない。
てか、いらないかな。
あれね、無性に言葉を欲しがったり、言葉にすがりつきたくなるのも女性特有の承認不足の症状なんですよ。私も体験したからそれはよく知ってる。
だけど男性の言葉なんて、こう言っちゃナンですけど、
テキトーですよ?笑
うちの夫なんてひどい言葉を私に浴びせた過去について、「あの時はそう思った。今は違う。」で、片付けてるし!(怒)
男性はそもそも言葉自体にあまり重きを置いてないんじゃないかなぁ。
行動が全てだからねぇ。
だけど、うん、そうそう。あの状態の時は私も無性に言葉が欲しかった。
だから夫婦で話し合いを何度もやった。「浮気をやめる。」という夫からの言葉を聞きたかった。しかし話はいつもとんでもない方向に行き、結果、夫からは聞かなくてもいい辛辣な言葉を聞かされた。
なにせうちの夫はこんなバイアスのかかっている人だったから。↓
人生を支えるものを作る!
でね、これからの人生を考えた時、男性本人とか男性の言葉とか、すがる(信じる)ものとしてはあまりにも頼りないでしょう?笑
だから私は、絶対に裏切ることのない、安心して〝すがりつけるもの〟を自分で作ったんです。
それが「夫婦再構築のために費やした努力」です。
夫に対して承認をあたえるという努力をして、「確かに精一杯やりきりましたもう逆さに振っても鼻血も出ませんっっ!!」ってとこまでやりきって、その時の〝努力をできたこと〟が私の何よりも信じられる〝支え〟となっています。
世の中で信じていいのは、自分のやった努力のみですから。
もし自分がやった努力に対して旦那さまの浮気が本当におさまるかどうか、今、不安な状況なら……そりゃ、やり込みが足りないですねぇ、、、
だってやりきった人間は
「浮気が終わるのは当たり前ですが、なにか?」
って思ってますから。笑笑
そう思っているから現実はその通りに動くんですよ。
これは現実に引っ張られて生きているのではなく、
自分の自信脳が「現実を引っ張っている」という生き方です。
自信があってもうまくいかない時もあるよ
とか言いながら、思った方向にいかないことも当然ありますよ。それはある時は夫のことだったり、子供のことだったり、仕事のことだったり。
そんな時もあるんだけど、
「まー、どうせ最後はいい方向にしか向かわないんだけどね。」
って思ってる。
何があっても慌てることがないので、物事を悪い方向に押し広げていくことがない。そして実際、最終的には自分の思う方向に現実が向かいます。自信脳がそう向かわせていってるんでしょうね。
それがやりきった人間の思考で、その思考になるにはそう思えるほどの丈夫な〝支え〟を自分で作らなきゃならないんですね。
でね、脳が「相当やりづらいことを達成した」と判断しなければ、それは心の支えとはなってくれず、現実を思う方向に動かすことはできないんです。まぁ平たく言えば心の痛みをともなうことをしなければ、ってことですね。
「時間をかけりゃ誰にでも達成できること」では心の支えにはなりません。
女性にとって「浮気する夫に承認と愛情を与えて浮気しない男性に変えた」はその〝痛みをともなう相当やりづらいこと〟に該当しているわけです。しかもこれは夫婦どちらにもプラスにしかならない努力です。
ぜひ、「本気でやりきる」という努力をやって自分の〝信じられるもの〟を作ってみてください。
それができた時、自分の努力を信じているあなたの脳が現実を動かしだします。
毒夫を持った女性とは、実はそういう生き方にシフトチェンジできる「恵まれている人」なんですよ。
「恵まれている」なんて、意外でしょ?
私も意外だった。笑
だけどこれ、13年前に某有名手相家さんがメルマガの中でそう言っててね。確か、「男運が悪い女性は本当は運のいい女性なんですよ。」という文言だったと思う。
それを読んでる時ちょうど夫に浮気されている時期でね。
「これのどこが、、、」って半泣きになったのを今でも覚えてる。
でもその方のおっしゃってた意味が、
今ならわかる…。
あ、そうそう!
「夫から反省の言葉は聞けるでしょうか?」の話。
あなた自身が納得できる努力をやりきった時、
旦那さまは言葉なんて陳腐なものじゃなくて、もっと
信じるに値する〝行動〟で、
雄弁に語ってくれるはずですよ。
「浮気する気はない。」
「 外をウロウロするよりも、キミのいる家で過ごしたい。」
ってね。
ではまたー!
西園寺しらす(著)