2016年12月09日

【発達障害】その接し方・育て方の、たった1つの重要なこと。

発達障害者へのい接し方、たった1つの重要な事

発達障害に対する困りごと、その解決の糸口


こんにちは、西園寺しらすです。

さて「発達障害」という言葉が世間に広く認識され出したのは、ここ2〜3年のことではないでしょうか?

私自身、夫の「話の通じなさ」「空気の読めなさ」「キレやすさ」「お金とうまく向き合えない=人ともうまく向き合えない」「想像力のなさ=相手を傷つける事を平気で言う」等々にそうとう苦しめられて来ましたが、結局長年彼を観察していると、いきつくところは「脳のつくりが違う?」という事だったんですね。で、今から5年前「脳」の事で調べてたら、ビンゴ!「発達障害」というものにブチ当たったんです。しかしほんの5年前でも世間の認識は低かったです。今はいい時代で「発達障害」と検索すればたくさんの情報が出てきてわかりやすく、ありがたい事に芸能人でもカミングアウトしてくださる方もいる。

今から5年前、夫は、モラハラ、仕事が続かない、スロットによる生活費使い倒し、と、もう手のつけようがないくらいの毒夫ぶりを発揮していた時代でした。その暴れまくっていた猛獣の首根っこを、やっと捕まえることができたような気がして本当に嬉しかったです。相手がそういう「特性」を持っているとわかればこちらにも対応の仕方があるってもんです!

発達障害特有の困った言動、つとめて「気にしない」!


夫のいろんな奇行についても「そういう個性の持ち主」という理解ができれば、そういうシーンに出くわしても心の落としどころができてずいぶんと楽になり、つとめて気にしないようにしました。そしてこの「気にしない」ことがどうやらすこぶる有効でして、例えば前回のブログで言うと鼻を人前(親族の前限定でしたが)でほじるという行為。普通なら引くし、人間性を疑うシーンも「そういう個性の人だから気にしない」と思ってどっしりかまえていれば、不思議な事にピタッとしなくなったんです。今ではそんな事はまったくしません。

つまり、
「そんな気持ち悪い事やめて!バカにされる行為だとわからないの!?あなたのために言ってるのよ、もうしないで!!」と言っては絶対にやめないのです。それを言うと逆にもっと激しくほじって「鼻が気持ち悪いねん!」とキレ気味に応えてさらにみんなにバカにされる、という【昔の夫】の出来上がり、です。

でもこれ不思議なんですがね、特徴的に「空気が読めない」はずなのに、私が鼻をほじるシーンを見せられて「イラついてる」か「気にしてない」か(実際には気にしないようにする、ですがね)の違いは彼には敏感にわかるようなんですよね。この辺の複雑怪奇さが数学的でないというか、答えが明快に1つじゃないという…なんとも人に説明しにくい部分なんですよね…。

が、彼は幼い頃からずっと家族からも世間からも理解されずに敬遠され続け、結婚してからは私にも嫌われてきた筋金入りの強者です。こじらせ方は尋常じゃありません。つまりドぎつい「二次障害」を起こしていたのです。

二次障害を起こさせない唯一の方法


もともと「発達障害者」と呼ばれる人はとても無垢で綺麗な心の持ち主です。私が彼と出会った頃直感した「純粋で綺麗な心を持った人」と思ったアレは間違いではなかったです。しかし幼い頃から「普通の人にできる事ができない」ことが多かったため「できない」からみんなに呆れられ、バカにされ、怒られ続け「自分は人より劣っている」と刷り込まれた結果、「自己肯定ができずに成長」していました。「自己肯定ができない」とどうなるか?

前回のブログで夫は親族集まっての夕食の時、親族からひどい言われようをしていました。私はあの後、夫に「私はもうアナタの実家には行きたくない!だいたいアナタはあんな事言われてよく平気でいれるわね!」と言いました。夫から返ってきた返事は「俺は全然気にしてない。そんなんオマエも気にすることない。」というガッカリな返事。
しかしこれこそが「自己肯定ができてない」状態なんです。
つまり

  • みんなに嫌われている→嫌われている状況は嫌だ(自己愛の発動)→自分の悪かったところの検証→改善へ

と、ふつう繋がるところが、

  • みんなに嫌われている→それはいつものこと(自己愛が発動しない)→どうせ俺なんか何やっても無駄→改善する気力が出てこない→さらにみんなに嫌われる

に、なっていたんです。

これは幼い頃から否定され続けたため「自分は愛される価値がない」と植え付けられたことによるものです。

二次障害を起こさせない唯一の方法

夫のお母さんは将来を心配し、できない息子をしかり、しかし何を言っても功を奏さないことに失望してきた結果、息子を疎ましく思い冷たくなってしまった。しかし一方で離婚して寂しい思いをさせた負い目もあり、息子に何でも好きな物を買い与え贅沢な暮らしをさせてきました。でもお母さんが息子に与えなければならないものはそんなものじゃなかった。本当に息子に与えなければならなかったのは、自分を大切にし、自分に起こっている問題を「改善しようとする力」そのものだったんです。

人に肯定され、愛情をもって接してもらえることは、別に発達障害者とか健常者とか、そんなこととはまったく関係のない、人間にとって一番大切なことです。 だからいろんな人間関係の問題解決の糸口は、実はとてもシンプルなんじゃないかな、と思うんです。

つまり、相手を認め、愛情を与え合うことなのではないか、と。

2016年12月09日 | Posted in 発達障害 | タグ: Comments Closed 

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