2017年01月22日

「バイオハザード ザ・ファイナル」観てきました

バイオハザードザファイナル

「バイオハザード ザ・ファイナル」観てきました。言わずと知れたカプコンの人気ゲームを映画化した「バイオハザード」シリーズ、その最終作です。

私あんまりこういうの得意じゃないんですが、息子がどうしても観たいとせがむので、しぶしぶ息子とともに私もラクーンシティへ潜入です、、、ヒー、コワい。

バイオハザード ザ・ファイナル

ホラーと言えば日本では人の心情を細かく描き、化けて出るにもそれなりの理不尽な殺され方があったりだとか、とにかく心の闇をえぐりながら静かな恐怖をさそうものが多いですが、まぁ、こちらのアメリカさんのホラーは違いますよ。もう終始「ギャー!!」とか「ウォー!!」とか「グァー!!」とか笑。
そんなね、人の心情とかキャラ設定とか、細かいこと描く気はなかったみたい。でもその単純明快さがまたいいっ!重々しさがなくてカラッとしてて、私は好きだなぁ〜。

今回のは特に「アクション」に重点を置いてた作品みたいでミラ・ジョヴォヴィッチ扮するアリスのアクションはそうとうカッコ良かったですよ!「やられ役」のアンデッドのみなさんの動きも相変わらずキレッキレです!さすがアクションのプロですよね!!

そして今回の目玉の1つはあの殺人レーザートラップが再び登場!というところでしょうか? あのトラップを初めて見た時はホント参りましたよね。あれはシリーズ1で出てきた時だったでしょうか。

特殊部隊の隊員数人がトラップのある通路へと足を踏み入れた。前後の通路ドアが音を立ててロックされる。閉じ込められた! おのずと観客の心拍数はここでグッと上がる。次の瞬間、前方から横真一文字のレーザーが現れ、隊員たちに向かってくる。一番しんがりにいた女性がそのレーザーで首を切断される。その首が床に落ちるか落ちないかのタイミングで次のレーザーが前方から発生する!足下を這うように低い位置のレーザーがこちらにやってくる、誰もがジャンプで回避と判断する。隊員はジャンプし回避!と思ったその瞬間、レーザーは隊員の手前でぐっと位置を上昇させ、ジャンプした隊員の胴を無情にもまっぷたつに切り裂いていった…。観客はここで一瞬希望を与えられた後に突き落とされるといういたぶりに遭う。そして残るは隊長ただひとり。次なるレーザーは隊長の高い身体能力で回避成功、しかし次に発生したレーザーは隊長の目前で網目状に変形、その逃れるすべのない形状を目にした全ての者は、深い絶望へとたたきつけられるのだった… 。
時間にしてわずか1分もないであろうこの観客への心理的超ドSな名シーン!!う〜ん…、うなるほどお見事でございました!
…っていうあの殺人レーザートラップが今回も出てるわけですね(笑)。 是非是非、みなさんも映画館であのレーザートラップと再会してみてくださいね!

そしてこの映画、最後の最後にちょっとした仕掛けがあるので、エンドロールが終わるまで席を立たずに観て行ってくださいね。 この仕掛けについて、「わざわざ映画館に足を運んでくれたあなたに、どうか最後の最後まで楽しんでいってね!」っていうポール・アンダーソン監督のサービス精神と心意気と私は受け取りました! でもこれについてはいろんな解釈ができて、ファイナルといいながら次回作があるのかも?という意見もチラホラ。なるほど。そうだったら嬉しいですよね!

いずれにしても「バイオハザード ザ・ファイナル」、これでもかとホラーアクションを楽しませようとする監督の心意気を感じて、ぜひぜひ観られる方は楽しんできてくださいね〜!

※ここからは映画をこれから観ようとする方には余計な話となりますので、ご注意を!

ところで観た後に知ったんですがこの映画、1人のスタッフが撮影中に事故で亡くなっているんだとか。あぁ、なんということでしょう…、遠い異国の地から、お悔やみ申し上げます。「人ひとりの命」と「エンターテイメント」…ちょっと命の方が尊すぎて、なんとも言えない気持になりますよね…。さらにはこの映画、女性スタントも左腕切断という悲劇にみまわたそうです。顔にも大きな損傷が残っているとのことで…。
…こ、こうなったら映画の大ヒット願うしかないですよね、監督!!と、言いたいところですが、ちょっと話が重たすぎるね、監督、、、

制作サイドとしては少しでも迫力のあるシーンを撮るために限界ギリギリの撮影を行っているんでしょうね。 観てる分には、最近の技術ならCGでチョチョイのチョイでできちゃうんじゃないの?って思ってるシーンでも案外アナログな手法で撮ってる場合が多いです。映るのはほんの数秒、だけどその数秒のためにどれ程の数の人間が緻密な計算の元に、時間をかけて何度も何度も繰り返し撮影にのぞんでいる事か。天下のハリウッド映画と私の仕事を同列に考えるのもおこがましい話ですが、私も制作する側の人間としてどれほどの労力と情熱を注いで作品というものが仕上がるかということは、嫌というほど知っています。だから今回の事が悲しいのです。しかし人の命より尊いエンターテイメントショーなんて存在しない。きっと何か不幸なタイミングと不幸なタイミングが重なっての事故だったと思いますが、どうかどうか、こんな事故が二度と起こりませんようにと願うばかりです。映画にはぜひともスカッと後味爽やかに、私たちを「別世界」に連れていってもらえる存在であって欲しいものですよね!

以上、「バイオハザード ザ・ファイナル」の私的感想でした。

ではまた!

2017年01月22日 | Posted in お気に入り | タグ: Comments Closed 

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